-run=DataValidation の結果に環境ごとで差がででるのはなぜか?

UnrealEditor-Cmd.exe プロジェクト名 -run=DataValidation

を実行した際、全く同じデータ、全く同じソースからビルドしたエディタで実行しても

ワークスペースAではチェックが成功して問題データに警告がでるが

ワークスペースBではチェックされていないのか警告が出ないことがあります

<br/>

ログを見ると警告が出ない方はSkipPackageと出ています

----

[2025.06.20-07.59.20:057][ 0]LogContentValidation: Loading asset (対象ファイル) for validation [2025.06.20-07.59.20:063][ 0]LogStreaming: Display: ImportPackages: SkipPackage: (対象ファイル) (0x110DA42F9764FA6B) (対象ファイル) (0x110DA42F9764FA6B) - Skipping non mounted imported package (対象ファイルは参照している問題ファイル) (0xBDCFFCA78688B7E3) [2025.06.20-07.59.20:235][ 0]AssetCheck: (対象ファイル) Validating asset [2025.06.20-07.59.20:235][ 0]AssetCheck: (対象ファイル) contains valid data.----

<br/>

のようにSkipされてしまいます。

<br/>

警告が出る方のワークスペースではSkipとは表示されず、求めた警告(この場合参照先データが見つからない旨の警告)がでます

----

[2025.06.20-07.59.41:593][ 0]AssetCheck: Warning: (対象ファイル) Warnings loading asset FGlobalImportStore:AddPackageRef: Found reference to previously missing package (対象ファイルが参照している問題ファイル) (0xBDCFFCA78688

[2025.06.20-07.59.41:593][ 0]AssetCheck: (対象ファイル) contains valid data, but has warnings.

----

<br/>

Skipされないようにするにはどうしたらいいでしょうか・・?

お世話になっております。

DataValidation は存在するデータについてプロジェクトの定めるルール(例えば命名規則など)に沿っているか検証する機能です。

https://dev.epicgames.com/documentation/ja-jp/unreal-engine/data-validation-in-unreal-engine

見つからないデータについてはログをチェックするような運用をして頂くか、ソースコード版のエンジンが必要となりますが Warning 扱いとなるよう該当の出力部分に変更を施す(AsyncLoading2.cpp 5491行目 Display->Warning)くらいかと思います。

Found reference to previously missing package が出力される状況を手元では再現できていませんが、ログの文面とコード(AsyncLoading2.cpp 1356行目あたり)を見る限りでは以前に見つからなかったパッケージが発見された場合のものであるように見えます。

よろしくお願いいたします。

了解です

見つからないのが正しい状況(UEを介さず不正にファイルが削除されてしまっているなど)の時に警告としてValidationに引っかかってほしいのですが、PCの環境(データのロード順?)のよってはSkipと表示されてしまう・・という話なのですが仕様のようなのであきらめてログチェックを強化します

ご確認ありがとうございます。

本件はクローズいたします。

また何かありましたらお問い合わせ下さい。