モデリングモードを使用するとPIEでスタッタリングが発生するようになる

お世話になっております。

エディタにおいて、一度でもモデリングモードを使用すると、その後のPIEにてスタッタリングが発生するようになってしまいます。

エディタを一度終了して起動し直せば改善しますが、再びモデリングモードを使用すると現象が再発してしまいます。

エディタ終了以外で、対処法はございますでしょうか?

2026-09-11 10-54-24.mp4(11.4 MB)

再現手順

  1. サードパーソンのテンプレートプロジェクトを作成
  2. デフォルトのレベル(Lvl_ThirdPerson)をPIEでプレイ
  3. 現象を確認しやすいように、コンソールコマンドt.maxFPS 30でフレームレートを抑制する
  4. マウスを動かしてカメラを回転させ、スタッタリングが発生していないことを確認する
  5. PIEを終了し、Modeling(SHIFT+5)に切り替え
  6. 何もせず、Selection Mode(SHIFT+1)に切り替えしPIEでプレイ
  7. マウスを動かしてカメラを回転させ、スタッタリングが発生していることを確認する

お世話になっております。

詳細な再現手順と再現ビデオを添付していただき、誠にありがとうございます。大変助かります。

ただ、今回に関しましては当方の手元でスタッタリングの発生が確認できておらず、調査に少々手こずっております。

いくつか環境を変えてテストしたり、ビデオに映っているのと同じレイアウトを再現したりなど、試行錯誤したのですが、正常な動作に見えます。

現在、 Modeling モード起動前と起動後で何か違いがないか Unreal Insights で解析を試みております。

もし差し支えなければ、お客様の環境でもビデオにあった再現操作の裏で Insights のキャプチャをとり、ご提供いただけますと大変助かります。

(添付上限を超える場合は、アップロード用のストレージを用意しますので、お申し付けください)

当方の調査だけで何か分かればと思いますが、調査に時間を頂戴している状況であるため、いったん中間報告として上記の旨、お返事申し上げます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

長期にわたり調査していただき、ありがとうございます。

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こちらでも再度検証し、そもそも本当にスタッタリングなのかを確かめました。

​結論として、スタッタリングではありませんでした。

マウスの入力値がおかしくなっているようです。

​

検証方法は以下のとおりです

​

- stat unitgraphを使用し、スパイクが発生していないか確認

-- 確認できず

​

- levelBPのTick DeltaSecondsをPrintString

-- 安定的に0.0333...を維持

​

​- LevelBP​でMouse XとRight Thumb Xを取得し、ウィジェットに表示

-- ​Modelingモード使用前:Mouse Xは継続的に値を返し続ける

-- Modelingモード使用後:Mouse Xは正常な値と小さい値を交互に返すようになる

-- Right Thumb Xは影響を受けていませんでした

​

という状況です。

スタッタリングではなさそうですがUnreal Insightsのトレースも添付いたします。

​

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

20260925_092037.zip(29.9 MB)

検証中の動画はこちらです。

2026-09-25 09-17-18.mp4(29.1 MB)

お世話になっております。

スタッタリングではなく、マウスの入力値がおかしくなるという貴重な情報をありがとうございます。また utrace の提出もありがとうございました。

おかげさまで社内の有力な情報にヒットいたしました。ご報告いただいた現象はまだ不具合として捕捉されてはいないのですが、Unreal Editorのタブレット(スタイラス)操作対応を行って以降、マウス入力がやや重たくなる("もっさり"する)という報告が一部で確かにあがっておりました。

調査したところ、Modeling Modeなど特定の機能を使用すると、スタイラスサポートが起動し、以降 Windows Ink (wisp.dll)経由でマウス入力が入るようになり、そこで影響を受けてしまうようでした。モードを終了時にCOMオブジェクトを正しく破棄しているにも関わらず影響を受け続けるため、エディタの外側(OS側)の仕組みも要調査と思われます。

おそらく暫定回避策はWindows Inkの使用をオプトアウトするオプションを追加して読み込みを迂回することと思われますが、もしスタイラスをプロジェクトでお使いでなければ、(大変乱暴な対策ではありますが)該当するモジュールのスタートアップをブロックすることでも一旦お困りの現象を抑制できるはずです。

// StylusInputRealTimeStylusModule.cpp の StartupModule() にある 4 行をコメントアウト
void FStylusInputRealTimeStylusModule::StartupModule()
{
      // RegisteredInterface = FRealTimeStylusInterface::Create();
      // if (RegisteredInterface)
      // {
      //      RegisterInterface(RegisteredInterface.Get());
      // }
}

一度この対策で症状を改善できるかどうか、お試しいただけませんでしょうか。

以上、よろしくお願いいたします。