Oculus Quest2で見たらテクスチャが荒くなる現象について

・問題の現象について
使用しているテクスチャが荒く表示されます。
直線的な線が書かれている箇所は、線画ガタガタした感じで、
アンチエイジングが効いていない状態のような見え方がしています。
もちろん、もともとの画像データは滑らかな画像データです。

・開発している内容
Oculus Quest2用に開発しています。
内容としては主にパノラマ動画を見るコンテンツになっています。

・詳細の状況
動画のフォーマットはH.265で4096*4096の解像度で表示しています。
ただ今回の現象は動画以外にも、板ポリに画像テクスチャを割り当てた物でも発生するようです。

ただし3D空間に配置している3Dオブジェクト(スタティックメッシュ)の
アンチエイジングは効いているように見えます。
またOculus linkで見た場合もきれいに見れます。

・書き出し設定
  ・圧縮フォーマットはASTC
  ・ASTC圧縮品質と速さ: 1
  ・ASTC圧縮品質とサイズ: 3
  ・モバイルMSAA:4x MSAA

・動画について
  ・3分
  ・800MB
  ・mp4(H.265)

・影響していそうな予想
画像の圧縮などが影響していそうな気がします。
3Dオブジェクトのアンチエイリアスは問題なくて、
テクスチャが荒い(シャープな模様がジャギジャギする)ことから、
テクスチャの圧縮が高すぎるのが原因のような気がします。

パッケージ化する際に必要な項目等、思い当たる方法などありましたら、
教えていただけますでしょうか。

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質問者様の開発環境で効果があるかわかりませんが、個人的に思い当たるのは4.26環境だとEnginScalabilityの設定がAndroid実機上で実行した際エディタと異なり低く設定されていることがあり、下記画像のようなノードを最初に実行し、要求するビジュアルに応じてEngine Scalabilityを変更する必要がありました。

ご回答いただきありがとうございます。

早速試してみましたが、相変わらずジャギジャギしておりました…

UE4.24でも試したのですが同様の結果で、
OpenGL ES2や上げていただいた方法も試したのですが、
ジャギジャギになる問題は解決しませんでした。

上げていただいたやり方は知らなかったので、大変勉強になりました。
ありがとうございます。

お返事ありがとうございます。

「UE4のMediaFrameworkについて」こちらのスライドは確認していたので、
自分もOpenGL ES3.1があやしいのかなと思っておりました。

UE4.26ではOpenGL ES2は選べなくなっているので、バージョンを下げて
試してみたのですが、先の通り原因の解決には至っていないです,

動画ではない普通のテクスチャでも同様の現象が発生しているのも
疑問点です。

現在はMipmapの設定等の原因のひとつではないかと思い調べているところです。

上のサイトは、自分の技術不足のため理解しきれない箇所が多いですが、
起きている現象(ジャギーの見え方)は似ている気がしています。

すみません、上記の回答は私の勘違いもあったみたいで、単に実機確認に利用している端末がDevice Profileで確認した際のAndroid_LowかAndroid_Mid相当なだけのような気がします。(それらはDevice ProfileでEngine Scalabilityの各種設定が0ないし1に設定されている)

また、すでにご覧になられているような気もしますが、以下URLのスライドの88枚目によると、Android端末でのメディア再生時に画質が劣化する場合、プロジェクト設定>Android>Build>Support OpenGL ES3.1のチェックを外したほうが良いとの言及もありますので、(ただし現行バージョンで効果があるかは不明です)一応お伝えしておきます。

UE4のMediaFrameworkについて
https://www.slideshare.net/ItsukiInoue/ue4mediaframework

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