目的1
たとえば、肩ボーンを回転させるとき、ある角度以上になると自動で鎖骨も回転補正するという仕組みを作りたいとします。アニムグラフで
肩ボーンの角度から鎖骨の補正角度を計算 → (鎖骨ボーンの角度 + 補正角度)をinputにして、鎖骨の『ボーンをトランスフォーム(修正)する』
という流れを組みました。
この補正を、任意の複数モデルに対して行うには、すべてのモデルに対してアニムBPを作って、上記補正を組まなければなりません(スケルトン構造を統一できればよかったのですが、今回はそれができない場合です)。
そして、鎖骨と同様に、肘、膝、首、胸、様々な部分を補正する仕組みを作りたいとします。モデルによっては、この補正ボーンの数は20や30、あるいはそれ以上になります。これを手作業で行うには、誤りが起きそうですし、手間がかかります。
そこで、変数配列か、またはデータテーブルなどを介した外部ファイルを編集し、それをもとに一括でループさせて補正させたいと考えました。
「補正する骨の名前」の変数配列が外部にあれば、アニムBPは一つで済むし、アニムグラフを手作業で組む必要もなくなるからです。
目的2
または、同じskeletal meshを持つ、skeletal mesh コンポーネントと、poseable meshコンポーネントがあり、poseable meshコンポーネントのポーズをskeletal meshコンポーネントにコピーしたいとき、同様にループできれば簡単に実現できると考えました。
poseable meshからボーン名一覧の配列は容易に取得できるからです。