27.10 では、UEFN の島で使用できるテクスチャに対して新しいエディタの制限事項が導入されます。これにより、クリエイターが最適化されていないテクスチャを使用して、島が不安定になったり、パフォーマンスが低下したりするのを防ぐことができます。これらの制限事項が導入されると、制限の対象となるアセットが更新されるまで、島を再公開できなくなります。多くの島ではこういったテクスチャを使用しません。なぜなら、標準外のサイズを使用しているテクスチャのみが影響を受けるからです。ただし、27.10 以降に公開を試みる前に、すべてのクリエイターの方に、制限の対象となるテクスチャの有無を確認することをお勧めします。新しいエディタの制限事項により、「UI」グループ以外のすべてのテクスチャが以下の条件を満たすことが保証されます。
- テクスチャの高さと幅が 2 のべき乗サイズである必要があります。たとえば、256x256 または 512x512 です。影響を受けるアセットを識別する
以下の手順で、プロジェクトに該当するテクスチャがないかを今すぐ確認し、影響を受けるアセットを修正できます。コンテンツ ドロワーまたはコンテンツ ブラウザを開き、左側のファイル ツリー パネルで FortniteGame という名前のプロジェクトのルート コンテンツ フォルダを選択します。「All」の直下にある「YourProjectName Content」というフォルダを見つけます。コンテンツ ドロワーの上部の検索バーに、「NeverStream == true and TextureGroup != UI」と入力します。これにより、クエリが実行され、影響を受けるアセットが特定されます。このフィルタされたビューに表示されるすべてのアセットは影響されるため、修正する必要があります。これには少し時間がかかりますが、レベルのパフォーマンスが向上します。影響を受けるアセットを修正する
UI グループにないテクスチャについては、影響を受けるテクスチャを特定した後に更新する方法が 2 つあります。オプション A はすばやく実行できる方法で、正しいアスペクト比になるようにテクスチャをパディングすることで、エディタにテクスチャを自動的に修正させることができます。ただし、このパディングにより不必要なメモリの使用が生じる可能性があります。オプション B は少し時間がかかりますが、複数の影響を受けるテクスチャを解決する必要がある場合、メモリ バジェットを最適に使用することができます。オプション B では、不要なパディングを避けることができるように、テクスチャを編集して再アップロードする方法を説明します。オプション A
テクスチャをダブルクリックして、テクスチャ エディタを開きます。[Details (詳細)] パネルの上部の検索バーで、「Power of Two Mode」と入力して、ドロップダウンメニューから [square power of two (2 のべき乗)] を選択します。テクスチャ エディタで、[Details (詳細)] パネルの上部にある検索バーで「Never Stream」を検索し、[Off (オフ)] に設定します。同じ検索バーで「Mip Gen Settings」を検索し、ドロップダウン メニューから [From Texture Group (テクスチャ グループから)] を選択します。次に「Compression Settings」を検索し、ドロップダウン メニューから [Default (DXT1/5) (デフォルト (DXT1/5))] を選択します。この手順を完了したら、「NeverStream == true and TextureGroup != UI」を検索すると、制限対象のテクスチャが正常に削除されたことを確認できます。更新したアセットが表示されなくなります。オプション B
テクスチャをダブルクリックして、テクスチャ エディタを開きます。[Details (詳細)] パネルの上部の検索バーで、ソース ファイルを入力します。このテクスチャの元のソース ファイルがここに表示されます。GIMP や Paint.NET などの画像エディタ (テクスチャにアルファ レイヤーがない場合はペイントでも可) を使用して、テクスチャのサイズを最も近い 2 のべき乗サイズに変更します。2 のべき乗サイズには、256、512、1024 などがあります。たとえば、500x500 のテクスチャは 512x512 に、600x256 のテクスチャは512x256 にします。アスペクト比の変更が、あなたの島に悪影響を及ぼすことはありません。これで、エディタでテクスチャを再インポートできます。元の画像がない場合は、コンテンツ ブラウザでテクスチャを右クリックし、[Asset Actions (アセット アクション)] > [Export (エクスポート)] を選択して新しいコピーを取得します。サイズを変更し、右クリックして [With New File (新規ファイルを使用)] で再インポートします。テクスチャ エディタで、[Details (詳細)] パネルの上部にある検索バーで「Never Stream」を検索し、[Off (オフ)] に設定します。[Off] を選択できない場合は、上部の [Imported (インポート済み)] フィールドで画像のサイズが 2 のべき乗になっていることを確認してください。同じ検索バーで「Mip Gen Settings」を検索し、ドロップダウン メニューから [From Texture Group (テクスチャ グループから)] を選択します。次に「Compression Settings」を検索し、ドロップダウン メニューから [Default (DXT1/5) (デフォルト (DXT1/5))] を選択します。この手順を完了したら、「NeverStream == true and TextureGroup != UI」を検索して、制限対象のテクスチャが正常に削除されたことを確認できます。これで、こちらに更新したアセットが表示されなくなります。