お世話になっております。
> shared zen serverへの送受信が可能なのはDDCだけですか?
> それともcookedファイルも共有されるのでしょうか?
前者が Zenserver as Shared DDC で、後者が Zenserver as Cooked Output Store と呼ばれるものです。
UE5.5においてもどちらも利用することができ、プロジェクト設定で有効にすることで Cookedファイルも共有することができます。
> enserver Streamingを行う際に-ZenStoreHost=<ip_or_hostname>に上記のサーバを指定することによりcookをするPCとTargetPlatformからzen streamingする為のPCを別々にすることが可能かと思われるのですがいかがでしょうか?
はい、その認識で正しいです。元々は「ビルドマシンなどで夜間にクックやパッケージを行い、その時に作成したクック済みデータを参照することによって、クック済みデータがローカル環境になくても高速に実機での動作確認ができる」ということを目的として利用することが想定されます。利用方法についても -ZenStoreHost=<ip_or_hostname> を指定することは正しいです。
> ・パッケージビルド時のCPU負荷に左右されずにstreamingが行えるのではないか?
私たちの予測としては、やはりアプリケーションパッケージとしてインストールした方がCPU負荷の点では優れているかと思われます。それでもアセット変更後の再クックやローカルにクック済みアセットが無くても起動できるという点では、イテレーションにおいてstreamingは効果的です。
>・別のPCからパッケージビルドする際にcook済みのデータを参照することでcookが高速化されるのではないか?
はい、こちらが Zenserver as Cooked Output Store の目的となります。また、クック済みアセットをデプロイする必要がない、という点においても有利な点となります。