Lumenにするとマテリアルが黒くなる

うろ覚えで申し訳ないのですが、スケッチアップはいわゆるペラのポリゴンの表裏で違うマテリアル設定が可能であったと思います。たとえばTwinmotionなどではペラポリゴンの裏表それぞれに別にマテリアルの設定は行えず、単一の片面のみの設定もしくは、同一のマテリアル両面の設定(マテリアルパネルのその他に項目が)がありますね。これは主に断面表示や裏返りでの透け防止、もしくはペラのポリゴンでガラスマテリアルや葉っぱの表裏マテリアルを設定するときなどに使いますね(葉っぱは応用が効いてめっちゃ便利)。

このLumenのときのみ黒くなる、という現象はもとのスケッチアップ上のポリゴンの表裏で特殊なマテリアル設定(裏面が透けてないマテリアルの設定など。ほんとうろ覚えで申し訳ない)がされていないか確認してみましたでしょうか?この設定があると、いわゆるサーフェイスソリッド(スケッチアップなどCADソフトのソリッドモデラーで、ポリゴンの裏表が同一座標上で設定可能になるという、いわば二重法線状態になります。マテリアルによる両面設定とは違うものとしてです)の二重の面状態になり、レンダリング時に表示が異常なことになる、という昔によく見かけたものとなんとなく似ています(いまポリゴン単位によるサーフェイスソリッド・二重面を扱うソフトはあまりみないです…)。

インポート時に、階層を保つをオン、の際に二重法線の面が2つに分割されてマテリアルが重なっておかしな表示になる、というのはもしかしてそれらがマテリアルによって分割されている可能性もあるかもしれません…(その重なったオブジェクトのどちらかを選択可能ならばもしかしたら消去できてスッキリするかもしれません…。多分恐ろしくめんどくさいですが)。あと表裏でマテリアルのUV設定が違ってもおかしなことになるやもしれません(検証できないのでホント申し訳ない)。

スケッチアップと、Datasmithとかインポートプラグインなどは当方では全く試せていませんが、たとえば参照・常用するライブラリなどで登録されている共有モデルで設定されたマテリアルをよく確認せずにそのまま使用してしまうとこのような事態になってしまうことはもしかしたらあり得るかもしれません。

いずれにしても法線の向きは確認可能ならば行ったほうが良いです。表示がおかしくないところが多いならば、その少ないおかしな表示の方に何らかの原因が必ずあるはずです。法線の確認方法はググれば出てきますが、たとえばグループ・コンポーネントでオブジェクトを扱っている場合、それらが解かれたとき(たとえばTMにインポートされたときなど!)オブジェクトら本来の法線方向が復活して、TMなど別のソフト上で変テコな表示になる!ってことはママありますので。

確証がない話ばかりになりましたが、スケッチアップでの作業上の注意点として大昔に覚えたことでしたので、ここに書き込んだ次第です。
まったく役に立たないかもしれませんが万が一でもご参考になれば幸いです。