イベントディスパッチャーは呼び出し元で定義し、受け取り先でバインドの設定を行います。
今回の場合、子ウィジェット側の変更によって親ウィジェットのイベントを呼び出したい、つまり子が呼び出し元で親が受け取り先となるので、最初に子ウィジェット側で定義して呼び出しを行います。
続いて親側でイベントディスパッチャーを受け取れるように、子の参照を取得します。今回はMenuAnchorを使って子ウィジェットを生成しているので、OnGetMenuContent(Detailsの下の方にあります)で子ウィジェットを手動で作り、それを変数(ここではChildWidgetRef)に入れておきます。
最後に親側のバインドを完成させます。先ほど作ったOnGetMenuContent関数はMenuAnchorがOpenするたびに実行されるので、変数(ChildWidgetRef)から子ウィジェットへアクセスできます。ここで最初に作ったイベントディスパッチャへ「割り当てる」を選ぶと、引数のついたカスタムイベントが自動で生成されるので、あとは引数の内容を親ウィジェットのテキストボックスへ渡します。