デコレーターは「そこから下のツリーを実行していいかどうか」の判断に使用します
今回の説明で言う「対象のBlackboard項目」というのは、あくまでもBlackboardデコレータのBlackboard Keyに指定された項目であり、デコレーターはその項目が Is Set であるか Is Not Set であるかを判断します
デコレーターの結果がTrueである場合、デコレーターが設定されているノード以下に処理が流れ、Falseの場合は一切実行されなくなります
今回の場合でいうと、追いかける対象がない(Player->IsNotSetの結果がTrueである)場合のみ、ランダム移動のツリーへ処理が流れます(左側のツリーです)
そして追いかける対象がある(Player->IsNotSetの結果がFalse)場合は、ランダム移動のツリーは実行せず、右側のツリーへと処理が移ります
